伝説の起業家 江副浩正
現在の日本経済界において
リクルート出身の経営者、起業家は どれだけいるだろうか。
人材輩出企業として
メガベンチャー企業として
日本経済を牽引し続けるDNAは 1人の天才から受け継がれる。
江副浩正の生い立ちから かなり丁寧に綴られており
自叙伝といっても良いだろう。
驚くべきは江副氏の発想力であり先見性だ。
本書を読んで学ぶべき点は数多くあるが
天才的な思考、行動力など 枠に囚われないイノベーター。
とても真似できそうにもない。
世間で騒がれる事件さえ起こらなければ
GAFAに匹敵する日本企業が生まれていただろう。
昭和の時代から平成へと 日本経済を語る上で 外せないリクルート事件。
どのようにして歯車がズレていったのか 非常に分かりやすかった。
現代の閉塞感漂う社会に生きる
20代から40代のビジネスマンに 是非読んでもらいたい1冊だ。